MENUMENU

CONSTELLA

コンステラ

時を重ねるほど美しい髪へ

CONSTELLAは、スタイリストと顧客の関係性を育てるブランドである。 自分らしい美しさを探して旅を続ける顧客と、その変化に寄り添うスタイリスト。その関係性そのものを価値として再定義し、ヘアケアの新しいあり方を構想したプロジェクトである。 本プロジェクトは、アノマリーの平澤氏が書籍『旅とデザイン』に掲載されていたJUSANDIのブランド構築事例に共感し、BOELへ相談したことをきっかけに始まった。 当時、アメリカではProseやFunction of Beautyなどのパーソナライズドヘアケアブランドが注目を集め、日本国内でもオーダーメイドシャンプーやパーソナライズシャンプーが登場し始めていた。しかしその多くは、ユーザー自身がアンケートに回答し、その結果に応じて処方が変わるサービスに留まっていた。 一方、CONSTELLAが目指したのは、単に自分専用のシャンプーを届けることではない。 信頼するスタイリストとともに、自分らしい美しさを探していく。その時間や対話、関係性そのものを価値として再定義し、ヘアケアの新しい体験を構築することだった。 BOELは、ブランドコンセプト設計、ネーミング、ロゴ開発、Webサイト開発に至るまで、CONSTELLAのブランド体験全体を構築している。

課題

パーソナライズが当たり前になる中で、ブランドは何を届けるべきか

当時のヘアケア市場では、パーソナライズを掲げるブランドが急速に増加していた。 しかし、その多くは処方やアルゴリズムの違いを競うものであり、ユーザーにとっては「自分専用の商品が届く」という機能的価値の提供に留まっていた。 一方で、髪の悩みや理想のスタイルは人それぞれ異なる。 本来、多くの人にとって髪の相談相手は、長年付き合ってきたスタイリストである。日々の会話や施術を通して、その人の髪質やライフスタイル、価値観を理解している存在だからだ。 しかし既存のパーソナライズサービスでは、その重要な関係性が切り離されていた。 また、大量の商品や情報が溢れる時代の中で、多くの生活者は「何を選べばいいのかわからない」という疲労感も抱えていた。単に選択肢を増やすのではなく、「信頼できる人とともに選ぶ」という安心感が求められていたのである。 そのため必要だったのは、新しいシャンプーを開発することではない。 スタイリストと顧客の関係性そのものを価値として再定義し、新しいブランドとして成立させることだった。

解決

商品ではなく、関係性をデザインする

本プロジェクトでは、ヘアケアを「理想の自分を探す旅」として捉え直した。 その着想の源となったのは、パウロ・コエーリョの小説『アルケミスト』である。 ブランドの中で顧客は、自分らしい美しさを探して旅を続ける旅人として位置づけられている。 そしてスタイリストは、その旅に寄り添う伴走者である。 ブランド名である「CONSTELLA」は、星座を意味する言葉から生まれた造語である。古くから旅人たちが星を道しるべに旅を続けてきたように、スタイリストが顧客の人生や変化に寄り添いながら、その人らしい美しさへと導いていく。その関係性そのものをブランドの中心に据えた。 また、ブランド体験全体にも「旅」というテーマを一貫して反映している。 香りやプロダクトのネーミングは、旅先で出会う風景や出来事から着想を得て設計されている。シャンプーやトリートメントだけではなく、エッセイや物語など旅をテーマに知的好奇心を刺激するコンテンツを届けることで、ブランドとの関係性を継続的に育んでいく仕組みを構築した。 さらに、ユーザーが入力した情報や髪の状態はスタイリストと共有され、サロンケアとホームケアがつながる体験を設計している。 BOELは、プロダクトではなく関係性を中心としたブランド体験を構築した。

結果

ヘアケアを超え、人と人との関係性を育てるブランドへ

これらの取り組みにより、CONSTELLAは単なるパーソナライズドヘアケアブランドではなく、「信頼する人とともに美しさを育てていくブランド」として独自の価値を形成した。 ユーザーは商品を購入するのではなく、自分を理解してくれるスタイリストとともに、自分らしい美しさを見つけていく体験を得られるようになっている。 また、スタイリストにとっても、単なる商品の販売ではなく、顧客との関係性をより深めるためのコミュニケーション基盤として機能している。ブランドは、プロダクトを介して人と人との信頼関係を育てていく存在へと進化した。 さらに、本プロジェクトは、モノを売るのではなく、関係性そのものを価値として提供するという新しいブランドのあり方を提示している。 結果として、このプロジェクトはヘアケアブランドの開発にとどまらず、「人はなぜブランドを信頼するのか」という問いに向き合い、ブランドと人との新しい関係性を構築する取り組みとなった。 それは同時に、テクノロジーやアルゴリズムだけでは代替できない、人と人との信頼や対話の価値を再発見するプロジェクトでもあった。 この取り組みの根底にあるのは、「シャンプーを販売する」ことではなく、「人と人との関係性を育てる」ことである。 CONSTELLAは、ヘアケアを通じて信頼や対話を育みながら、人が自分らしい美しさと出会うための新しいブランド体験を構築する取り組みとなった。

Type
faces

CONSTELLAのType face

Color
Schemes

  • RGB / 244 242 240
    CMYK / 5 5 6 0
    HEX #F4F2F0

  • RGB / 142 121 98
    CMYK / 52 54 63 2
    HEX #8E7962

  • RGB / 43 51 55
    CMYK / 83 74 69 44
    HEX #2B3337

CONSTELLAのイメージ画像
CONSTELLAのイメージ画像
CONSTELLAのイメージ画像
CONSTELLAのイメージ画像
CONSTELLAのイメージ画像
CONSTELLAのイメージ画像
CONSTELLAのイメージ画像
CONSTELLAのイメージ画像

PROJECT

CONSTELLA ブランディング

CLIENT

anomaly Inc.

YEAR

2019

WEBSITE

NEXTRBI人とテクノロジーが、 共創する研究環境へ。研究者の創造性を解放し、人とテクノロジーの新しい関係性を可視化したブランドプロジェクト<br> RBIは、ロボティクスとAI技術を活用し、創薬研究における実験・解析プロセスを支援する研究自動化ソリューションの開発を行うスタートアップである。<br> プロジェクト当時、RBIには高度な技術力を持つエンジニアやサイエンティストが集まっていた一方で、「自分たちは何を実現しようとしている会社なのか」を社会へどう伝えるべきかを模索している段階だった。<br> また当時は、AIやロボティクスに対して、「人の仕事を奪うもの」「脅威となる技術」といった印象も社会に強く存在していた時代でもあった。その中で、RBIが目指していたのは、単なる研究自動化ではなく、“研究者が人間にしかできない創造的思考へ集中できる環境”を実現することだった。<br> 本プロジェクトでは、RBIを単なるロボティクス企業としてではなく、“創薬研究の未来を再構築する存在”として再定義した。複雑で専門性の高い技術を、研究者や投資家、社会が理解できる未来価値へ翻訳し、人とテクノロジーの新しい関係性を可視化するブランドコミュニケーションを設計している。矢印のアイコン
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