MENUMENU

RBI

ロボティック・バイオロジー・
インスティテュート

人とテクノロジーが、 共創する研究環境へ。

研究者の創造性を解放し、人とテクノロジーの新しい関係性を可視化したブランドプロジェクト
RBIは、ロボティクスとAI技術を活用し、創薬研究における実験・解析プロセスを支援する研究自動化ソリューションの開発を行うスタートアップである。
プロジェクト当時、RBIには高度な技術力を持つエンジニアやサイエンティストが集まっていた一方で、「自分たちは何を実現しようとしている会社なのか」を社会へどう伝えるべきかを模索している段階だった。
また当時は、AIやロボティクスに対して、「人の仕事を奪うもの」「脅威となる技術」といった印象も社会に強く存在していた時代でもあった。その中で、RBIが目指していたのは、単なる研究自動化ではなく、“研究者が人間にしかできない創造的思考へ集中できる環境”を実現することだった。
本プロジェクトでは、RBIを単なるロボティクス企業としてではなく、“創薬研究の未来を再構築する存在”として再定義した。複雑で専門性の高い技術を、研究者や投資家、社会が理解できる未来価値へ翻訳し、人とテクノロジーの新しい関係性を可視化するブランドコミュニケーションを設計している。

課題

高度な技術だけでは、“未来の価値”は社会へ伝わらない

RBIが持つ技術は、ロボティクスやAIを活用し、創薬研究における実験プロセスを効率化・高度化する先進的なものだった。しかし、その技術は専門性が非常に高く、一般の人はもちろん、投資家やパートナー企業にとっても、「その技術によって何が変わるのか」を直感的に理解しづらい領域でもあった。
また、当時の社会では、AIやロボティクスに対して、「人を代替するもの」という印象が強く存在していた。そのため、技術そのものを説明するだけでは、RBIが本来目指していた価値や思想まで十分に伝わりづらい状態となっていた。
本来、RBIが目指していたのは、研究者を不要にすることではない。膨大な反復作業や実験工程をテクノロジーが支援することで、研究者がより創造的な発想や本質的な研究へ集中できる環境をつくることだった。
しかし、その思想は、技術仕様や研究内容だけでは社会へ十分に伝わらなかった。
また、創薬研究という領域そのものも、一般社会からは距離が遠く、研究現場で起きている課題や可能性が見えづらい分野だった。そのため、「研究環境そのものをどう進化させようとしているのか」を、社会が理解できる言葉へ翻訳していく必要があった。

解決

“研究を自動化する”から、“研究者の創造性を解放する”ブランドへ

本プロジェクトでは、まずRBIを単なる研究自動化企業ではなく、「創薬研究の未来をどのように変えていくのか」を構想するブランドとして再定義した。
ロボットやAIの性能を説明するのではなく、それによって研究者がどのように働けるようになるのか、どのような研究体験が実現されるのかを整理することで、複雑な技術を“社会が理解できる未来価値”へ翻訳している。
また、本プロジェクトでは、「研究者の頭脳リソースを解放する」という思想を軸に、ブランドコミュニケーション全体を再構築した。
単純作業や反復工程をロボティクスが支援することで、人はより本質的で創造的な研究へ集中できる。その考え方を可視化することで、「AIやロボットが人を代替する」という印象ではなく、“人間の知性や創造性を拡張する存在”としてテクノロジーを再定義している。
さらに、本プロジェクトでは、代表や研究者へのヒアリングを重ねながら、RBIが目指す未来や思想を整理し、「なぜこの技術が必要なのか」「創薬研究の未来をどう変えようとしているのか」が自然に理解できるブランド体験を設計した。
本プロジェクトでは、技術そのものではなく、“人とテクノロジーが共創する未来の研究環境”を社会へ提示するブランドを構築している。

結果

“研究自動化”ではなく、“研究者の可能性を拡張する存在”として認識されるブランドへ

これらの取り組みにより、RBIは単なるロボティクス企業ではなく、「創薬研究の可能性を拡張する存在」として、新しいブランドイメージを形成している。
ユーザーは技術仕様や研究プロセスだけではなく、その技術によって研究者がどのように創造性を発揮できるのか、どのような未来の研究環境が実現されるのかを具体的にイメージできるようになっている。
結果として、ロボティクスやAIを“人を代替する技術”としてではなく、“人間の知的活動を支援・拡張する存在”として理解できる状態が生まれている。
また、一貫したブランド表現によって、創薬研究という一般社会から見えづらい領域に対しても、「人類の未来を支える研究基盤」という視点から価値を伝えることにつながっている。
さらに、本プロジェクトを通じて、「技術を説明する」のではなく、「人類の研究環境の未来を構想する」という考え方は、ディープテック領域における新しいブランドコミュニケーションのあり方を示すことにもつながった。
結果として、このプロジェクトは、研究自動化技術を社会へ伝えるだけではなく、“研究者がより創造的な未来へ集中できる環境”を社会へ提示するブランド基盤を構築する取り組みとなった。
本プロジェクトは、「研究を効率化する」ことではなく、「人が本来持つ創造性を、より発揮できる環境をつくる」という思想から生まれている。
テクノロジーによって人間の可能性を制限するのではなく、むしろ拡張していく。その未来を社会へどう伝えるかを問い続けた取り組みとなった。

Type
faces

RBIのType face

Color
Schemes

  • RGB / 255 255 255
    CMYK / 0 0 0 0
    HEX #FFFFFF

  • RGB / 24 188 192
    CMYK / 71 4 33 0
    HEX #18BCC0

  • RGB / 40 48 52
    CMYK / 84 75 69 46
    HEX #283034

RBIのイメージ画像
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PROJECT

RBI ブランディング

CLIENT

ロボティック・バイオロジー・インスティテュート株式会社

YEAR

2016
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