創業者から受け継がれた思想を整理し、“体験を通じて人の意志を育む組織”としてのアイデンティティを再定義したコーポレートブランディングプロジェクト
WiLLSeedは、企業向け人材開発、グローバル人材育成、若年層向け教育プログラムなど、“人の挑戦と成長”を軸に事業を展開する教育・人材開発企業である。BOELは、本プロジェクトにおいて、コーポレートブランディング全体の再設計を担当した。
当時のWiLLSeedは、研修会社として一定の認知を持ちながらも、その思想や活動の広がりが十分に伝わっている状態ではなかった。企業研修だけではなく、教育機関との共創、自治体とのワークショップ、若年層向け教育、グローバル人材育成など、多様な活動を行っていたものの、外部からは“企業研修会社”として認識されることも少なくなかった。
また、創業者の退任や関連グループへの参画など、組織として大きな転換期を迎えていたタイミングでもあった。
そうした変化の中で求められていたのは、「WiLLSeedとは何者なのか」を改めて整理することだった。
社員との対話を重ねる中で見えてきたのは、創業当時から変わらず受け継がれていた、“人の変化を信じる熱量”だった。
「100の言葉より、ひとつの体験を。」という考えのもと、人が自ら考え、挑戦し、体感することで意志や主体性が育まれていく。その思想は、WiLLSeedの教育プログラム全体に色濃く反映されていた。
BOELでは、“体験を通じて人の意志を育む”という考え方こそが、WiLLSeedのブランドの核であると捉えた。
単なる研修会社ではなく、“人が挑み、学び、変化する場”を社会へ生み出す存在として、そのアイデンティティを再定義するプロジェクトがスタートした。